アルペンタワー
7月11日 ゲルマーゼーからアルペンタワーへ ↑ 「アルペンタワー」プランプラッテンからのリッツリホルン
ゲルマーゼー・ケーブルカー駅からハンデグ バス停まで下り、マイリンゲンへ向かいます。
始発のインナートキルヘンよりもう一つ先のグリムゼルターの方が乗り継ぎやすいとのことなので、グリムゼルターで下車してZT鉄道に乗り継ぎます。
マイリンゲン駅前からロープウェイ駅前駅まで歩きます。
ロープウェイ駅チケット売り場でB.O.パスを提示し、ロープウェイに乗車します。
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ロープウェイの終点駅ロイティからは多連式ゴンドラなので待ち時間はなし。この区間は自動改札パスが必要なのでB.O.パスを乗車券売り場で提示してゲットします。
ビドミという中間駅ありますが、そのまま乗車。ゴンドラは方向をやや右に変えて進みます。
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メーギアルプで第2区間のゴンゴラに乗り換え。

第2区間の終点プランプラッテンに到着。標高は2,229M。

ここが「アルペンタワー」と称される施設。プランプラッテン駅の上階にレストランがあります。最初名前を知ったときは山のピークか展望ポイントに築かれた鉄塔で出来た展望タワーをイメージしましたが、ゴンドラ駅とレストランでした。(笑)

アルペンタワーから南北への尾根がプランプラッターと呼ばれます。北側は左のピークから、ロートホルン2,526M、レウバー2,491M、ホーヒエッグ2,439M。

東面は手前のゲンテル谷の向こうにガドメフルオ山塊、その左奥の山はテリストック2,580Mとヴェンダーストック3,042M。右の谷はガドメルタル谷、奥はサステン峠2,224M。その右に続く山塊はサステンホルン3,816M、グウェヒテンホルン、 ヒンターティアベルク。その右前はジグリストック2,898M、その左はトリフト谷。
グリムゼル山域深部をズームアップ。上部のローヌ氷河と谷に続くトリフト氷河。この氷河を間近で見ようとトリフト谷にかかる秘境の吊り橋 トリフトブリッジ1,757Mまで行って見ようと計画しました。レポによるととても素晴らしい秘境のようです。ミニゴンドラで1,357Mまで上がれます、そこからトリフトブリッジまで距離3キロ、最短ルートなら標高差400Mなので何とかクリアできそう。数日前にネットで行程を調べてみました。ところがゴンドラ(元々荷揚げ用)の定員は8名でシーズン中の早い時間帯はいっぱい、1~2時間待ちはあり得るとの情報もあり。スイス標準往復コースタイムは2時間40分+復路ヒュッテ経由30分で計3時間20分、余裕をもった日本人シニアのコースタイムは5~6時間、朝早い時間帯に出かけなければ復路のゴンドラに間に合わないリスクもあり。電車・バスでは早朝着は無理と判断し計画は没、まぼろしの山行となりました。確実なのはレンタカーで朝早出することしかないでしょう。
Trift Bridge – a spectacular footbridge | Switzerland Tourism (myswitzerland.com) ⇐ クリックしてみてください、絶景です! 今回がラストチャンスでしたが、行けなくて残念!

南西から西側はアーレ川沿いの渓谷を囲む山とベルナーオーバーラント東域の高峰群。
プランプラッテンの展望台に向かいます。尖った山はリッツリホルン3,263M。トップの写真は望遠ズーム端で撮った写真です。
ベルナーオーバーラント東域の3~4千m高峰群。左からフィンスターホルン4,274M、ラウタラールホルン4,042M、シュッレクホルン4,078M、ローゼンホルン3,689M、ミッテルホルン3,704M、そして一番右端がグリンデルワルトからも見えるヴェッターホルン3,701M。
パノラマ展望、グリムゼルとベルナーの山々が一望です。ここの展望台のほうが「アルペンタワー」に相応しいように思えます。
ゴンドラ駅に戻ります。右の建物がアルペンタワー。
この尾根にもお花畑。
黄色い花がいっぱい。マイリンゲンの街が眼下に望めます。
復路もゴンドラとロープウェイを乗り継いでマイリンゲンへ。
ミハエル教会、中世に建てられた教会の廃墟をベースに再建されたようです。
バーンホフストラッセ(駅前通り)
ホテル ヴィクトリア・マイリンゲン、四ッ星ホテル。
マイリンゲン駅。
もう17時前、次の列車は17:22で25分ほどの待ち時間あり。インターラーケンに着くのは18時ちょっと前、いつもより1~2時間ほど遅く長い一日でした。
この記事へのコメント
槍ヶ岳をこんな風に撮れる場所はあるのか、どこなのかなと考えてみましたが・・
楽々登らずに上れて、パノラマ展望。こんなところが日本にもあればと思いました。
いっぷく さん、 仰せの通り一見して楽しめる風景ですが、よく見ると山々は人間をよせつけない厳しい表情を見せていますね。人類の招いた温暖化で自然も本来の姿をうしないつつあり。尚更、都会は蜃気楼のような荒野に思えます。
nusagi さん、 ベンチはずっと占領されてました。居続けたい気持ちはわたしも。
今回は閑静なところ、まだ日本の方に馴染みのない未知の場所が多いです。まだまだ、素晴らしいところは無尽にありますね。
トリフトブリッジ、リンク拝見戴いたようですが、ほんとに絶景、スゴイです。
もう少し早く情報を得れば、何とか対応できたかもしれません。幻の山行に終わりました。
いろは さん、 拝見戴き、気分転換になれば幸いです。観光だけでもなく、山ハイクだけでもなく、交互にミックスした旅。とくに7月はアルプスの花が見れる時期なので、毎年7月上旬nに出かけます。有名地だけでなく、素晴らしいところがいっぱいあります。そんなところを少しでも拝見して戴ければ嬉しいです。
冬はスキーゲレンデとなり、眼下に見える街に滑っていくのも楽しそうです。
スイスは山岳交通がスゴク充実してますので、楽に高所へいけますよ。
あおたけ さん、 このアルペンタワーは冬のスキー客が多いようです。なだらかな斜面なのでなるほどと思いました。寒いけど、楽しいかもしれませんね。
スイスの駅舎、マイリンゲンもユニークですね。その他の駅もいろんなスタイルがあり、日本同様鉄道大国と感じます。
ファルコ84 さん、 自分望む旅、自分でアレンジする、その過程は面倒さもありますが楽しいですね。そして、仰る通り記憶に残り想い出となるでしょう。こんな機会が持てて感謝しています。
JUNKO さん、 山上の花々は風景に彩りを添えますね。 まだ知られないスイスの見どころを紹介出来れば幸いです。
ずっと独り占めしたいような絶景の中ですが
空いてますね。(^^)
素晴らしい景色に心が晴れやかになりました。
このところ、悲しい出来事が多く、気が塞いでいましたので。
観光で行く場所でなくても素敵なところがいっぱいありますね♪
この季節は高山植物も見られ、楽しい山歩きが出来ますね。
いつまでも見ていたかったことでしょう。
機動力を使ってどこでも行けてしまうスイスですが、混雑を考えるとタイムオーバーになってしまうのですね。
秘境の吊り橋 トリフトブリッジは確かに絶景です。行けなくて残念でしたね。
冬は雪が多くてキビシそうですが
訪れた7月はいい季節で
穏やかさを感じますね(´ー`)
山小屋をイメージしたような
マイリンゲンの駅舎がかわいいなぁ(*'▽')
マイリンゲンの街が眼下にものすごく小さく見えるのが、気分いいですね。
こんなにも高いところ、行ったことがなくて^^。
こんな旅が出来たらなと思う。
自分で組み立てた旅ほど、記憶や思い出に残ります。
地図によると、ロープウエイとゴンドラを乗り継いで
1時間2分かかると言う事ですか?
スケールが日本とは違いますね。