パリの街歩きー２
前回の続き～ アルプス山旅の帰路に立寄ったパリの街歩き、１４年ぶりのパリです。オリンピック開会式の9日前でした。
エッフェル塔～凱旋門からコンコルド広場に向かって、シャンゼリゼ大通りを歩きました。
シャンゼリゼ通りは凱旋門からコンコルド広場まで続く一直線、世界一有名な通り。
観光客も多く俗っぽいですが、パリの雰囲気を味わうならやはやりシャンゼリゼです。
パリに滞在、立寄られた方ならまず訪れるスポットでしょう。
お昼近くなので、この手前の路地ペリ通りにあるイタリアンレストランで食事。サラダ、ピザ、スパゲッティとカプチーノ。シャンゼリゼ価格です。
プラタナスの並木道、沿道には歴史を感じさせる建物。カフェやレストラン、ブティックやデパートが集まっています。
私が〇十年前最初に訪れた時にみた風景は基本的に変らず、なんとなくホッとさせられます。変ったのはブティックに飾られたファッションと世界中から訪れる観光客の地域と国籍です。
ルイ・ヴィトン メゾンシャンゼリゼ、本店の建物には最近のファッションデザインが飾られていますが
ルイ・ヴィトンと云えば、やはりコレ！ 約２０年前（2004年？）滞在した時撮りましたが、典型的なヴィトンのクラシックデザイン。昔日本の某女優がシャルルドゴール空港のカウンターでチェックイン、こんなＬＶの旅行カバンを４個も預けているのを目撃しました。（追：某女優とは若尾文子様でした。）
10年前パリに進出したティファニー。ニューヨーク本社で米国企業と思っていたが、株主はフランスのＬＶＭＨ。ヴィトン、ブルガリ、セリーヌ、ディオール、ゲラン、ウブロ、ホイヤーといったブランド、ヘネシー、ドンペリ等のお酒、ボンマルシェも傘下に収める大企業集団です。シャンゼリゼを歩けばＬＶＭＨ のブランドがいっぱいですが、我々庶民にとっては高嶺の花です。
世界的に名だたるブランド高級ブランドだけでなく、ポピュラーなブランドショップも多く出店しています。
この建物には高級デパート ラファイエットと大衆的なデパート モノプリが隣り合わせ。
一般的なお土産ならモノプリがお奨め。食料品館もあります。
シャネルとギャラリー・ラファイエット、地下にはツーリストが好みそうな食料品やお菓子が置いてあります。
ディオールやシャネル、かつては海外旅行の奥様方へのお土産として香水やスカーフが定番でした。
歩行者通りのなかにあるカフェ。
旅行者が困るのはトイレ、街中には公衆トイレは多くありません。カフェやレストランに入ればトイレが使えますが、有料（チップ払い）です。有料トイレの方が頻繁に清掃が行き届いているので、衛生的で安心です。ユーロコイン（€１，€２）は多めに用意しておいた方がいいでしょう。街中のトイレだけでなく、山小屋・レストランでトイレを借りる時も同様です。メトロ駅にも有料トイレがありますが、ちょっと驚きで日本にはありません。カーウォッシュのようなイメージ。(+_+)
そして治安。スリ、ひったくりや置き引きが多いので要注意です。メトロや路地には多いようです。高級ブランドのショッピングバックをもってたら、ターゲットになります。昔は日本人ツーリストが狙われていましたが、今は日本人はマイノリティー。中東、インドや中国からの旅行者がやたらと多いのは世相を反映しています。
コンコルド広場のモニュメントが見えてきました。ここメトロで、テオドール・ルーズベルト駅からシャトレ駅に向かいます。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
遅ればせながら、本年もどうぞよろしくお願い致します。
私は正月も普段通りですが、元旦に近くの神社へお参り祈願してきました。
今年も年賀状を戴きました。御世話になった先輩、かつての仲間や後輩、友人、郷里の親類・同窓から賀状を戴くのはうれしいものです。日本郵便によると、今年の年賀状の数は前年の3割減程度のようです。今年戴いた年賀状のなかには何通か「賀状終い」したいと記されたものもありました。郵便物の値上げやサービス低下を機に見直すと云うのも頷けます。年賀状のなかには戴いたから出すといった儀礼的なやりとりもあります。最近は郵便配達も休み、遅延もあり、いつ出したのか（年内か年明けか）はっきりしないグレイな賀状もあります。昔のように日付消印をスタンプしてあれば（差出人の意思を）察して対応出来ます。またＥメール やＳＭＳでの挨拶が簡便でいいということもあるでしょうね。「賀状終い」というのは、儀礼的なことをやめるが、関係は続ける。もうひとつは、賀状を止めれば「縁がなくなる（縁を断つ）」ことです。私の姪から賀状終いを書き添えた年賀状をもらいました。メールアドレスとライン、携帯電話番号が書き添えてありました。とても明確なメッセージで嬉しいです。「人間関係を終う」ことでないなら、改めて携帯電話番号やメールアドレスを書き添えて、タイミングを含めて賀状終いをするのがいいのではないでしょうか。ブログでもソネット・ＳＳではコメントを残さなくとも、NICE!や足跡がありましたが、賀状でもそんなさり気ないメッセージ機能があればいいですね。
本年もどうぞよろしくお願いします。
この記事へのコメント
nousagi さん、安全安心と物騒さが混在していますね。何事も両極端化する最近の世相を感じます。
寒さが続きますね、どうぞお大事にお過ごしください。
私も篭るのが心地いいです。(笑)
トイレも多く、無料、レストランで出される水も無料。
真昼間からそうそう、置き引きやらひったくりには会わないし。
それも少しずつ変わりつつあるような気もしますが。
寒いのと年始からの風邪で引きこもっています。
引きこもるって、ほんと気楽です。(^^;)
今年ものんびりやっていきます。
よろしくお願いいたします。
日本文化と大きく違い、絶対に行くべき所ですね！
行ってて良かった。
考え方は、古き良き建物・・・ を残し、
日本と同じですが、様子は全然違います。
今年もよろしくお願いします。
賀状も半減しましたが3割は郵便局の値上げの所為かとヤブにらみしています。（民営化がクロネコと喧嘩して勝てるわけなかろうが）
JETさんの新年が良い年でありますように・・祈
年賀状、旧知の方へお互いの生存確認ならまだいいですが、儀礼的なら意味はないですね。仰る通り返信不要ですと書き添えるよりも、賀状に限っては自分から辞めますと伝えるより、相手から伝えてもらうほう（年賀状が途絶える）がいいように思えます。相手や状況でいろんな終い方がありそうですね、
Inatimy さん、 お店はありますが、最近はウインドウへの展示も少なくなったように思えます。
シューズやジーンズといったポピュラーなブランドの店もあります。
モノプリは日本いうとイオンやヨーカ堂のようなストアですが、フランスっぽい雑貨やお菓子が置いてあるので旅行客も多いし、日本の旅行者らしき方も何人か見かけました。
hide-m さん、 賀状終いを済まされたけど来る。来たらやはり出すということになると断つことはむつかしいですね。。。。 日本郵便が年賀状の販売を止める、出したい人は普通ハガキに年賀とスタンプして出せばいいのではないでしょうか。
賀状は、出すかやめるかという極端な在り方ではなく、ひとそれぞれいろんな思いがありますので、賀状ではなくとも新年のあいさつが出来、互いの消息・健在ぶりが分かることもありですね。
賀状がなくなったら、喪中はがき出状もなくなるかもしてません。
koh925 さん、 親しい友人や親せきのみ・・・たぶん断捨離的なお考えのようにお見受けしました。これもひとつの在り様かもしれませんね、
リュカ さん、 ヴィトンは高くて手に届かないです。財布のような小物やスカーフのブランドものは買いましたがヴィトンは高嶺の花です。ブランドものへの否定的な見方もありますが、概して革製品などは縫製がしっかりしていて長く使えますね。 ディオールやエルメスのスカーフのデザインはステキだと思います。フランスの香水は強すぎ、ペットも退散しますね；；；
賀状じまいはトレンドでなく、各自が考えることがらのように思えます。
Seesaaに移行して、アクセスは大幅に減ったように感じます。アクセス解析をみてもよくわかりません。ブックマークしたブロガーさんの記事更新表示もないのでアクセスが減っていると思います。SSのniceやHatenaのような★マークがあればいいですね。
プー太の父 さん、 Oh シャンゼリゼ、明るく華やかなとおりですね、
昔から観光地や駅はスリや置き引きが多かったんですが、今も変わらないですね。
kuwwachan さん、 シャンゼリゼは変わらず、変ったのは人の多さとツーリストの多様化でしょう。
何だかんだ云っても、雰囲気のあるお洒落な通りですね。
海外では割り切って有料トイレ（チップ）にします。概して日本のトイレはきれいと云われていますが、京都の街中はどうなんでしょうかね。日本の観光スポットのトイレ維持も大変だろうと思います。今や貧国日本は寛大し過ぎで大バーゲン、外国人観光税を徴収してバランスをとってもいいと思えます。
めぎ さん、 日本人がマイナリティーになったのは、コロナで内向きになったこともありますが、円安も含め海外旅行コストがに高騰して行けなくなったことでしょう。残念で寂しいことです。
高級ブランドは、我が家もあまり縁がない、というか興味がないので、この通りを歩いたときも、店舗には気づくけど中に入ってはないです。
ルイヴィトンとか、たしか入口に屈強なガードみたいな人が立ってませんでしたっけ？
年賀状はいろいろ考えどきですね。
私は今年も書きましたが、自分の中では旧知の人たちに生存確認を送る、という感覚なので、送られてこなくても特に気にはしません。
けど、来年からは送るにしても、「返信不要です」的なメッセージは入れておいた方がいいかなと思いました。
建物の装飾やパッサージュばかりに気を取られ・・・。
紹介なさっている写真の中で、入ったことがあるのは、fnac。 ここで本やCDをブラブラ見たり。
MONOPRIXはこの店舗ではないけれど、チェーン店で近所にあったので食料調達してました。
『賀状終い』はちょっと寂しいですね。
会いたい気持ちはあるけど、きっかけがないとなかなか会えない方々との
ささやかな繋がりでもあります。
ブログも旧ブログの読んでいるブログが消えてしまったので、訪ねたいブログが
見つけられず困惑中。
何か良い方法はないものか・・・
年賀状の「筆終い」を出しましたので、今年はかなり
少なくなりました、これも終活です
今までの人生で一度も手にしたことはありませんｗ
この建物はテレビで観た記憶があります^^
ディオールのスカーフはプレゼントの定番でしたね。懐かしい^^
香水は猫と暮らしてるから受け取りませんでしたｗｗ（猫の体に良くない）
日本ならすっかり変わっていることでしょう。
巨大なヴィトンバッグのオブジェも変わっていないのですね。
私も昨年賀状仕舞いをしました。
儀礼的な付き合いではなく日常の関係は続けるのがいいですね。
SeeSaaブログになって訪問者が激減したように感じ舞う。
儀礼的な付き合いでもnice機能はぜひ欲しいですね。
曲がありましたが、そんなお洒落で明るい通りですね。
それなのにスリやひったくりが多いとはびっくりします。
歩道が広くて歩きやすかったです。
そう、海外旅行で一番困るのトイレですね(笑)
海外に行くと日本のトイレが素晴らしいことに改めて感動します。
日本に来た海外の方が日本のトイレに感動していますが
日本のトイレは綺麗になりましたし、それが無料で使えるのは凄いことですよね。
コロナで来ない期間も他の国より長かったですし。
八犬伝 さん、建物のデコレーションは見る側の感性、人様々でしょう。たしかに金満イメージがつきまとうかも。是非云々はともかく、そういった話題が高まればヴィトンの戦略どおりでしょうね。
ヴィトンは高嶺の花、羨望かジェラシー、或いは嫌悪か。
てんてん さん、私も20年前にバカでかいＬＶのトランクには圧倒されました。(笑) 最近のバックに合せたデコレーションはそれに比べたら大人しく見えます。マーケッティング的にはトランクは大成功かも。
BIブックマーク★ありがとうございました。
ターゲットになりたいわけではないですが、
ちょっと寂しいですね。
こんなのになっちゃったのですか
悪趣味ですね。
ヴィトン本店前に飾られたトランク！すごいですね＾＾；