閑人のDIY:ドアホンの交換
新築(建替え)時に設置されたドアホン、もう20年以上になります。
ピンポンと呼出音は鳴るのだが、カメラ玄関子機から訪問者の声が聞こえない。
室内のモニター親機では画像で訪問者が確認できる、親機から玄関子機へは音声が伝わる。ということは、玄関子機のマイクが不具合だと思われます。
メーカーのホームページではドアホンの更新時期の目安は10年と述べられていました。
設置してから20年以上経過。製造終了機種であるし、もう寿命です。
新しい製品に交換・設置することにしました。
ネットでドアホンの標準的な製品本体と交換取付を調べてみた。
① 取付費用込みの製品本体価格
② 自分で製品本体を購入して、別途取付業者に依頼する場合の取付費用
近くのホームセンターで聞いてみたが、製品価格は標準価格(定価)で取り付け費は1万円くらいから(既存配線を利用)だが取付業者の見積もりによって変わってくる。
自分で安く買ったはいいが、ドアホンの取付で法外な費用を請求されたトラブルが多いようで、悪質な業者だと室内工事で盗聴器を付けられたり、見積もり時に部屋の間取り情報が闇に流れたというケースも稀にあるようです。
ネットでは「ドアホンの取付は簡単」なようで、Youtubeで「ドアホン交換」とサーチすると交換方法を解説した動画が多くアップされてます。いくつか見てみましたが、既存配線を利用できれば交換自体は簡単に出来そうです。
既存配線が使えない場合は配線工事が伴いますので設置費用は大幅にアップします。その場合は配線が必要のないワイアレスのカメラドアホン子機がセットになった機種もあります。但し、子機は電池交換が必要です。
電気配線工具もあり、自分で調達して自分で取り付ければ2万円くらいは節約できそうです。
閑人(暇人)の取付コストはタダ。但し、DIYは自己責任。
既存配線(室内~玄関)を確認して、配線材が新規に取り付ける機種に適合しているかをまず確認しなければなりません。
設置されている機種の親機と玄関子機を調べてみました。
まず、玄関先のドアホン子機。取り外しは簡単です。子機はネジを一本外すだけで配線材(2本配線)を確認できました。
無極性(±関係なし)の配線(ブルー・ブラウン)で低電流・電圧、この配線が室内親機側でどの配線であるかを確認することです。
室内の親機本体は壁取付金具にフックされているだけで、上に持ち上げれば簡単に外せます。
下から2本の配線(ブラウン・ブルー)が玄関子機へ、上の4本は室内子機への配線。念のためこの機種の施工説明書をダウンロードして確認出来ました。気になるのは室内~玄関先までの配線ですが、管に通された隠蔽配管なので劣化はないはず。
これらの配線材は最近発売されている他の機種でもほとんど使用できるようです。
機種はおなじメーカーPの標準的な普及機種を購入しました。
ドアホン本体(室内親機)、ドアホンカメラ子機(玄関先)、ドアホン室内子機のセットです。
室内子機はワイアレスで配線は不要、また充電式なので供給電源も不要です。普及機種ですが、録画、ボイス変更も出来ます。
本体はAC電源配線直付けタイプ(電気工事士免許要)とコンセントタイプがありますが、コンセントタイプを購入。
最近の治安悪化でホームセキュリティーへの関心が高まりでドアホンの需要が急増し、供給が逼迫しているようです。
1月初旬にネット通販で注文・購入手続きしました。値段が高いほど納期は早いです。近くのYデンキ、Kデンキでは在庫なしで2か月待ちと表示されていました。Yデンキのネットは3ヶ月、Kデンキ、Bカメラは2か月。Yカメラは1ヶ月で2月上旬の納期、価格もKデンキ、Bカメラと同じだったのでYカメラへ注文。ポイント10%を織り込むと、定価よりも1万2千円ほど安く購入できました。
*録画機能付きドアホンも「補助金交付制度」の対象となっている自治体もあるので、お住まいの市町村のホームページで確認を。
商品は1月末に届けられました。ブレーカーを落として、既設の玄関先子機を取り外し、新しいカメラ子機へ配線して仮留め設置。
既設の室内親機を外して、
新しい親機に付属した壁取付金具を交換。カメラ子機配線(ブラウン・ブルー)を取り付け。
親機本体を壁取付金具のフックに入れて設置完了。旧機種の半分くらいの薄さです。
きちんと配線されているか、玄関子機で呼出ボタンを押し、呼出音が鳴って、映像が映ることを確認。
親機の通話ボタンを押して、玄関子機と通話できることを確認。(上の写真は設定画面です)
カメラ子機の設置場所はモルタル塗装されたブロック塀ですが、古い子機は壁取付ベース部分が幾分壁に埋め込むようにマウントされていました。
新しいベースは数ミリ大きいようで、外周を削らないと埋込スペースに入らないことが判明。
タガネとハンマーで外周を広げるという厄介な作業が入りました。
上手く取付ベースが壁に収まりましたが、壁とのすき間から雨が入るのでコーキング(下の写真)しておきました。
水準器で確認し、取付ベースにカメラ子機を取り付けて設置は完了です。やはりベースを壁へ埋めこむと収まりもよく見えます。
我が家の玄関先は南向きで9月~3月は直射日光がカメラ部分にあたります。モニターでも見難く、センサーも劣化する可能性もあるのでドアホンカバーをネットで探してみました。樹脂製と金属製、両方ありましたが耐久性を重視して金属製を選択。
Aマゾンで早朝に注文、その日の夕刻に到着。早速翌日に取り付け、壁とカバーのすき間もコーキング処理して完了。
室内子機はワイアレスでACコンセント充電タイプなので、古い子機は取り外し。配線用の穴が開いていましたのでコンセントカバーで覆いました。
これで最終的に完了。古いドアホンはもう20年以上持ちましたが、表から見えない部分の初期工事・配線は雑なところもありました。
今回自分で取り付けましたが、配線自体は簡単でした。手順を踏んで時間をかけただけあって、満足できる設置が出来たように思います。
詐欺まがいの押し売り、廃品回収、太陽光発電、リフォーム工事の勧誘などが後を絶たないし、侵入犯罪もあります。いきなり玄関先には出ず、まずドアホンのモニターを通して、相手と要件を確認することです。覚えのない不審者なら無視、応答しないことです。我が家は監視(自動録画)カメラも設置、不審者はカメラに気づくと立ち去ります。抑止効果は十分です。
もう一つは電話、自宅の固定電話は常時留守電モードをON。 問題なのは最近多くなった「スマホの迷惑電話」、非通知はNO!(受信拒否) 国際電話もNO!(旅行時以外)と設定。 登録先以外の070,080,050(売込み・勧誘が多い)は応答しない。必要なメッセージなら、留守電に残せばいいはずです。
昔はこんなことはなかったのですが、物騒な世の中。なぜこんなに社会が劣化してしまったんでしょう。
この記事へのコメント
ご訪問、コメントありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
ブログの公開が遅れていましたが、ようやく皆さんの仲間入りができるように
なりました、これからも宜しくお願いいたします
今回私も上記ホームページのシーサーネット http://drumusuko1.seesaa.net/ に移行しました。
引き続きよろしくお願いいたします。
drumusko さん、 こんな程度なら、専門的な知識がなくとも出来ますよ。最近はYoutubeで交換方法がアップされていますので参考にしています。
imarin さん、海外へお出かけ、いいですね。そのうちおじゃあさせて戴きます。
テリー さん、ご訪問ありがとうございます。
おと さん、自分ながら、上手く出来ました。(笑)自画自賛
最近は非通知電話も多いです、無視!
固定電話機も不審電話対応機能を備えた機種に替えようかと考えています。
OJJさん、暇人だし、好奇心もまだあり。大兄から学ばさせて戴いています。!(^^)!
リュカさん、 玄関子機の交換程度なら出来そうです。Youtubeでも紹介されていますので、いくつか見て参考し自分にあった方法でやると出来そうです。
こうゆうメンテもしっかりできるの素晴らしい!
不審者は困りますね。抑止力、大事ですね~。
OJJの小屋は門柱の花とレンガの隙間にアリが巣を作って,インタホンに侵入し、交換の悲哀をたっぷりと味わいました。
こういうのは私はまったくダメで、仕組みすら分かってないです(笑)
RSSを変更させて戴きます。
トモミ さん、玄関子機は屋外なので早く劣化しやすいようですね。
室内親機はコンセント方式でないと、業者に依頼することになります。
信頼のおける業者さんなら、頼んだ方が早いでしょうね。閑人は別として・・
Seesaaブログへ移行しました。
今後ともよろしくお願いいたします。
メカにもエレキも学んだことはありませんが、
興味と好奇心、自己満足感だけです。(笑)
ハマコウ さん、 ご訪問ありがとうございます。
懐かしい言葉ですが、玄関前で「門付け」する人はいません。(笑)
昔の良き時代は遠くになりにけり、用心したいですね。
JUNKO さん、 最近のドアホンは録画も音声変換対応も出来るので、必要と感じられた時が替え頃でしょう。出入りされている業者さんのお願いされるのがいいと思います。
別の階に居る時は便利です。我が家も20年以上使ったので、交換時期でした。
交換時にはYoutubeを見ておくと参考になります。早めの交換がお奨めです。
固定電話は留守電ですが、これも15年以上で寿命末期です。
防犯対応機能がついた機種に買い替えようかなとおもっています。
lamer-88 さん、ご訪問ありがとうございます。
私もRSS登録させていただきました。よろしくお願い致します。
nousagi さん、 交換取付自体は簡単ですが、こういった機器は業者にお願いするより自分で交換した方がなんとなく安心です。交換取付費用は要りませんし。!(^^)!
最近は海外から電話料金未払いで2時間で通話が出来なくなるというふざけた電話あり。
海外着信拒否設定しても、すり抜けてくる。どうなってるんでしょう。
とくにNTT回線ユーザーに多いようです。ほんとうんざり、同感です。
ローリングウエスト さん、 ここんとこずっと三寒四温の繰り返しですね。
訪問販売・勧誘、リフォーム誘導などとても狡猾になっていますし、メール、電話も要注意です。
ネットの世界でもトリックや落とし穴に気をつけたいですね。
ファルコ84 さん、 ワイアレスドアホンは配線も不要なので、誰にでも付けられますね。
とくにシニアの方には、業者へ依頼する必要もないのでお奨めです。
知らない訪問者は対応しないことですね、本当に必要ならメッセージを置いていくはずです。
最近はネットや量販店で安く買えるので、近くの電気屋さんとの接点がなくなっている方が多いと思います。
Seesaaのアドレス、RSSに登録させて戴きまっした。
こちらこそよろしくお願いします。
ぼん さん、 インタホン、ドアホンだと思いますが、物騒な世の中なのでドアフォンの需要が急増しているようです。安全安心が重要ですね。
shiho さん、 どうやら玄関先のカメラドアホンの不具合が多いようですね。最近は夏場の高温や直射日光でレンズ、マイクの劣化が早いようです。もし南向きであれば、ドアホンカバーがお奨めです。
八犬伝 さん、 取り付け費は高いです。メーカーの見積もり出張費だけでも6千円です。修理は実費。
取り外して交換するだけで1万円くらいです。コーキング処理だけで3千円+
大型家電と違って単価が安いのでマージンも少なく、人件費と利益は確保しなければやっていけないでしょう。
Inatimy さん、 スマホ対応の機種もありますね。最近のドアホンは録画も出来ますし、大きめのカメラレンズは
見映えもいいです。監視カメラも取り付けてありますが、これは抑止力と可動式、3M画素録画、抑止力はありそうです。ソラータイプもあり監視カメラも簡単に取り付けられます。
ゆるり さん、 昨年末からおかしく、我が家のドアフォンも昨夏の酷暑で劣化したように思えます。
日射しも強く、カメラが不具合になりますね。ドアホンカバーを付けるといいかもしれませんね。
コンセント方式でも、確実に電源を結線できるワンタッチコネクターがDIY量販で売っているようです。
めぎ さん、 経済停滞が続き社会の劣化が進行しています。
日本の@GDPは先進国のなかでも32番目?くらいで、このままだと途上国の仲間入りになります。
やはり貧しくなると世の中は荒んできます。先進国にお住いの方には想像しがたいでしょう。
YAP さん、 自分で取り付ければ、確実にきちんとつけられます。
業者の配線・取付は杜撰なところあり。取り外せばよくわかります。
納得のいく取付が出来て満足でs。(笑)
いっぷく さん、 最近はネット販売も多く、DIYでの取付も多くなっていると思います。
ネット・動画で複数の情報を調べらば、設置方法がよくわかる便利な時代になりましたね。
私は工業高校の機械科でしたから電機には弱いです。
だから、凄いとおまいます。
離れたところにいると聞こえないのでワイアレス子機が有ると便利ですね。
我が家のドアホンもそろそろ20年くらいかな。
故障した際には参考にして挑戦したいと思ってます。
固定電話の設定も参考になりました。
詐欺電話も多いですから機種変更の際に倣ってみたいと思います。
よろしくお願いいたします。
リンク貼らせていただきます。
自分でできたら、一番安心です。
経費もかからないし。
詐欺メールやら、海外からの電話やら
やたらと多いですね。
うんざりします。
先週の全国的な寒波が一挙に収まり、この週末は3月下旬になったような陽気でしたね。近所の梅も一挙に咲き誇って来た小春日和、やはり今年は長期予報通りに梅も桜も開花が早そうですね。しかし来週からまたも寒さの逆戻りの様で「三寒四温で春を待つ」の心境です。
当初、有線でしたが無線に切り替え重宝してます。
その後は、電池交換だけです。
見知らぬ人は、画面でなるべくお会いすることが有りません。
うちはもっぱら電器屋さんのお世話になっています。
私も今日からSeesaa へ移行しました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
nice!
nioce!です。
我が家もピンポンは鳴るんですが、
訪問者の声が聞こえないので、2回ほど買い換えた
ことがあります。
取り付け費って、そんなに取られるのですね。
まあ、人件費ってことなのでしょうが。
見た目もパワーアップで、なんだか抑止力ありそうです。
私の周りの人もドアホンを変えた人が多く。スマホ対応が人気のようです。
そして玄関には、いざという時のために、バットやホッケーのスティックを置いてて、びっくりでした。
我が家も、今年の夏にドアホンを
交換しました。
レンズが紫外線でやられちゃうんですよ
ね~
大型電器店で購入したんですが、資格を持った方が工事をするようにと、しつこいほど言われながら・・
日本がそんな風になるなんて…寂しいです。
見た目もきれいに収まって、気分いいですね。